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2015年10月19日

昨日は小児歯科学会の認定医・専門医セミナーでした。
以前から、知っている事もあれば、あらためての確認事項もありました。ただいま現在進行形の研究中のお話は少し興味がありましたが、研究結果がまたれます。
 食育の話ですこし、あらためて気になったことがひとつ。
生まれてからすぐに食事をします。成長するにつれて、いろんなことを学習していきます。
その中で、食べる事も学習のひとつになります。食べ方や、この食べ物は安全なのか?そうではないのかは、もともともった、口腔機能からはじまり、学習によって獲得していく機能もあります。
生まれたての赤ちゃんは、固形物を食べませんし、食べれません。一般的には哺乳でそだちます。無理やりではなければ、固形物がはいれば、口から出す機能がそなわっています。
生後6か月前くらい前までは、口角をさわれば、口を開けます。哺乳するものとして原始反射運動があるからです。ただ、だんだん原始反射運動は消失していきます。
それと同時に歯が生えてくることによって噛み合わせや咬味覚も少しづつそなわっていきます。
その後くらいに少しずつ食感というものが備わってきます。
 ここからが気になったことなんですが。
 食べ物がやわらかいか?硬いか?は見た目だけではわかりません。大人はそれが経験でわかっていることが多いです。自分で箸やホークや、ナイフで、切ったり、刺したりしているから、その硬さがわかるのだと思います。 
 それが、こぼさず綺麗に食べるということを考えて作られた、最近の道具を使うと、口に入るまで形状や硬さや形状がわからないまま、口に運ばれることで、好き嫌いや、窒息事故につながるということでした。
 簡単にいえば、綺麗にこぼさず食べることより、幼児期は食べ物の物性のわかる、食べ方をしてくださいということでした。細かいことは専門的になりますが、手つかみくらいがちょうど良い感じです。

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ファミリーデンタルクリニックこまつ
院長

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ファミリーデンタルクリニックこまつ 院長 小松太一

ファミリーデンタルクリニックこまつ
院長 小松太一

このたび逗子に開院させて頂きました。皆さまのファミリー歯科医師として地域の皆様に高度な歯科医療を提供できるよう、2つの大学病院での16年間の治療経験を活かしスタッフ一同、日ごろから努力していきます。